1999年、ギブソンで日本人ギタリストとして初のシグネチャー・モデル、当時世界でも5人目のシグネチャー・レスポールだったTak Matsumoto Les Paul Standard Canary Yellowを発表して大きな話題を呼んだ松本孝弘。以後も様々なシグネチャー・モデルを発表、いずれもが脚光を浴びてきた。現在、B’zで全国ツアーB’z LIVE-GYM 2022 -Highway X-を展開、8月10日にニューアルバム『Highway X』がリリースされるなど、話題が事欠かない松本孝弘であるが、なんとこのタイミングでギブソンより最新シグネチャー・モデル Tak Matsumoto 1955 Les Paul Goldtopが、7月28日(木)より国内ギブソン正規販売店で発売スタート。
ギブソン・カスタムショップとのコラボレーションによりディティールまでこだわり開発されたTak Matsumoto 1955 Les Paul Goldtopは、近年のメインギターの一本である1955年製Les Paul Modelを再現したものとなっている。元はP-90だったピックアップはBurstBucker Pro Alnico 5の2ハムバッカー仕様にカスタマイズ、エイジド処理による細かなボディクラックが味わい深い鮮やかなゴールドトップのレスポールに仕上げられた。ボディには2ピース・メイプル・トップ、1ピース・マホガニー・バックを採用。
指板に貴重な1ピースのインディアン・ローズウッドを使用しているネックも1ピース・マホガニーで、ネック裏のゴールドの塗装は剥がされてマホガニーの木目がはっきりと確認できるルックスも特徴的。マーフィー・ラボ (ヴィンテージ・ギターの質感と弾き心地を再現するエイジド加工を行うアルチザン・チーム) がリアルに再現したものだ。オーセンティックなミディアムCネックによるネックグリップで、弾き心地も抜群。コントロール部もヴィンテージ・テーパーCTSポテンショメーター、Grey Tigerキャパシターを採用。Tak Matsumoto Les Paulシリーズの中で当然ながらバーブリッジが採用されたものも本器が初となる。
Gibson Tak Matsumoto 1955 Les Paul Goldtop
価格:885,500円(税込)
国内 発売開始:2022年7月28日(木)11:00AM
Body
Shape:Les Paul
Material:1-Piece Lightweight Mahogany
Top:2 Piece Plain Maple
Binding:Single Ply Cream, Top and Fretboard
Neck
Neck:1 Piece Mahogany
Profile:Authentic ’59 Medium C-Shape
Nut width:1.687″ / 42.85mm
Fingerboard:1 Piece Indian Rosewood, Hide Glue Fit
Scale length: 24.75″ / 628.65mm
Number of frets:22
Nut:Nylon
Inlay:Cellulose Nitrate Trapezoid
Hardware
Bridge:Wraparound
Knobs:Gold Speed with Dial Pointers
Tuners:Kluson Reissue
Plating:Aged Nickel
Electronics
Neck pickup:BurstBucker Pro Alnico 5
Bridge pickup:BurstBucker Pro Alnico 5
Controls:2 Volume, 2 Tone, 500K CTS Potentiometers, Hand-Wired Harness with Grey Tiger Capacitors
Case & SKUs
Case SKU:Brown/Pink Reissue 5-Latch
Specs:LPR55TMGTMLNH1
なおPlayerのバックナンバーではTAK MATSUMOTOの現時点での最新ソロアルバム『Bluesman』徹底追究した2020年9月号が発売中。増田勇一氏による超ロングインタビューに加えて、『Bluesman』で活躍した愛器の数々もたっぷりと紹介した。未読の方はぜひチェックしていただけると嬉しい。