STEDMANは金属製ポッピングガードを取り扱っているブランドで、主流といえるナイロン布製と違って、簡単にアルコール消毒で拭けたりとメンテナンスが楽なこともあり愛好家が多いのではないか。通常のポッピングガードはマイクスタンドに固定するタイプだったが、何かの際に手があたってノイズが出てしまったり、長年使っているとネジがもろくなって狙った位置に固定できなくなるといったことがストレスになった経験のある人もいるかもしれない。
このたびSTEDMANがリリースしたProscreen DT101は、世界初卓上タイプのポッピングガードと謳われている。厚さ7mmの鋼鉄製円形ベースを持った自立型ポッピングガードで設計されており、設置する机など傷つけないように底面がウレタンフォームになっている。重量:535gとしっかりした佇まいで、マイクスタンドやブームアームなどに頼らず、卓上に設置して任意の位置に移動できるのが便利だ。 グースネックは 30cmとコンパクトなのがいい。何せライブ配信の時代だ。リップやブレスなどのノイズが気になる方はProscreen DT101を試してみたらいかがだろうか? Proscreenは不要な呼気をスクリーンを通して下側に排気する設計となっているので、声やボーカルにはもちろん、発音時に空気が生じるスピーカーなりにマイクを立てる際にも重宝する。使用するマイクにもよるが5cm程度から握り拳分くらいの距離感でProscreenを設置してレベルを合わせるのが適当だろう。
STEDMAN Proscreen DT101
希望小売価格 : 税込14,080円
日本エレクトロ・ハーモニックス株式会社
www.electroharmonix.co.jp