2021年11月よりソロ活動をスタートした安城夢那。精力的なライブ活動を展開、新曲も披露してきた彼女だが、いよいよ2022年7月24日(日)12:30より下北沢シャングリラにて「YUNA ANJO The 17th Anniversary Of Birth July 24, 2022」を開催する。そして、このイベントで発売予定なのがソロとしては初レコーディング音源となる5曲入りのミニアルバムである。最近ライブで披露されているすでにお馴染みの楽曲が収録されるようだが、その中の一曲、「SORA」のMVが公開された。夢那がアコギを弾き歌い、心愛がチャーミングな笑顔でカホンを叩く姿が堪能できる。この曲の作詞作曲編曲を手がけるのはサポートベースも務める瞳(ひーちゃん)で、おそらく安城夢那がこの先年齢を重ねていってもずっと歌っていける楽曲を作ろうとしたのだなと伝わる、あえてシンプルな言葉で勝負したロッカバラード。それを直向きにストレートに歌い上げる夢那がまた印象的だ。ライブでは夢那のギター弾き語り始まりという部分でもインパクトのある曲で、バンド時代から活動を共にするドラマー心愛がカホンを担い二人で路上ライブをやったりとか、シチュエーションに縛られずいろんな形で演奏される機会が増えそうな気がする。
一方、この映像は2021年12月6日、赤坂navey floorで行なわれた「ハピコレ!!vol.333」での演奏で、 サポートメンバーに柏木みゆう(g)、おなじみの心愛(ds)、そしてベースに「SOLA」を手掛けた瞳を迎えてのステージング。その他、Shizupi、sena、ハルまる、星野李奈、MAO、梨里可ら、豪華サポートメンバーを迎えてのライブが展開されてきたのも特筆すべき点で、多彩なメンバーとプレイすることでどんどん夢那や心愛のプレイやステージングがスキルアップされてきている。お会いするたびに大人になっていくなーとも思うわけだが、今作のレコーディングではCREAのShinichiraw.(g)、工藤竜之介(ds)、そして瞳が参加。Shinichiraw.はなんと1958年のバーストレスポールをプレイするなど、リッチなギターサウンドに仕上がっているようなので期待が膨らむ。
そして先述の通り、7月24日(日)には下北沢Shangri-Laにて安城夢那の生誕祭イベント「YUNA ANJO The 17th Anniversary Of Birth July 24, 2022」が開催される。サポートメンバーではギタリストに柏木みゆう、Shinichiraw.、sena、MAO、ベーシストにShizupi、星野李奈、瞳、ドラマーで工藤竜之介、心愛が参加。さらにゲストバンドで、ArkRoyal、きみとバンド、Grand chocol8、CODE OF ZERO、Risky Melodyも登場する豪華さ! チケット代は前売り:¥4,000、当日:¥4,500だが、なんと高校生以下は無料となっている。これはコロナ禍でいろんなチャンスを奪われてしまったとも言える夢那と心愛と同世代の人たちに、武道館公演を夢にプレイしているバンドを観にライブハウスに足を運んでもらいたい、という強い想いが込められたもの。実際、このイベントが契機でライブハウス初体験という子たちも多いことだろう。次世代シーンに台頭するだろう安城夢那、心愛ら、そして期待の女性ミュージシャンの勇姿がたっぷり楽しめるイベントになるのでぜひチェックしていただきたい。